書類選考にゼッタイ通りたい人必読!選考に通る【職務経歴書】の書き方8つ

「書類選考で落選することが多い」
「職務経歴書の書き方が悪いのかも知れない」
書類選考は、転職活動で最初にふるいにかけられる場です。
履歴書や職務経歴書を作成するのは手間も時間もかかりますが、ここをおざなりにしてしまうと面接にすすむことはできません。

今回は、履歴書とともに提出が求められる職務経歴書の書き方について詳しく解説します。
書類選考になかなか通過できず悩んでいる方は必見です!

職務経歴書とは

職務経歴書とは、これまでに経験してきた仕事と実績、具体的なスキル、今後のキャリアプランなどを確認するための書類です。
自分の仕事の実績をプレゼンテーションする書類と考えましょう。
ボリュームとしては、A4サイズの用紙1〜2枚ほどにまとめます。

履歴書と異なりフォーマットが決まっているわけではないので自分なりに工夫して見やすく分かりやすいように書きます。
職務経歴書を書くのは難しいものですが、読みやすく工夫することで採用担当者の目にとまりやすくなります。

職務経歴書を書く前に

職務経歴書を書く前に、まずこれまでのキャリアの棚卸しを行いましょう。
キャリアの棚卸しは5W1Hで行うとモレがありません。

いつ(When)、どこで(Where)、誰に(Who)、なぜ(Why)、どのように(How)を明らかにして書き出しましょう。
自身のアピールポイントにできる部分を洗い出すためにもしっかり行います。

次に、応募先企業が求める人物像を把握しましょう。
募集要項や企業サイトを閲覧し、分析を行います。
自身のキャリアと応募先企業が求める人物像のすり合わせを行い、職務経歴書を書く際、全面にアピールできるようにしましょう。

職務経歴書の項目

職務経歴書に入れるべき基本的項目は以下の通りです。

タイトル

「職務経歴書」とタイトルを入れ、日付と氏名を右寄せで記入します。
日付は提出日当日や前日などにしましょう。

職務の要約

これまでの職務経歴を簡単にまとめます。
募集要件に沿うような部分を全面にアピールする形にしましょう。

職務内容

勤務した会社の名前、会社概要(法人格、事業内容、設立年月日、資本金、従業員数、売上など)、職務経歴、実績、役職・役割を記載します。

活かせる知識・経験・スキル

経験やスキル、応募企業で活かせる知識、保有資格などを箇条書きで記載します。

自己PR

自身の強みと、その強みを応募企業でどのように活かせるか記載しましょう。
ぜひ読ませたい項目なので、分かりやすく完結に書きましょう。
最大限に強みをアピールしましょう。

職務経歴書を書く際のポイント8つ

職務経歴書を書く際のポイントは以下のとおりです。

レイアウトは見やすく!

数ある応募書類に目を通さなくてはならない採用担当者の目に止まりやすくするには見出しを設定し、見やすくレイアウトしましょう。
具体的には、以下のことを意識しましょう。

  • 文字のフォントや大きさを統一
  • 箇条書き・表などを活用
  • 余白や改行を入れて見やすくする
  • 一文が長くなりすぎないようにする

フォーマットを決める

職務経歴書のフォーマットは主に3種類あります。
自分にあった形式を選びましょう。

《編年体形式》

履歴書と同様、時系列に経歴を書く形式です。
どんな過程で経験を積み、キャリアを築いてきたかを分かりやすく伝えられます。
キャリアの一貫性やステップアップの過程が分かりやすくなります。
もっとも一般的な形式です。

《逆編年体形式》

現在から過去にさかのぼる形式です。
最新の仕事内容を先頭に持ってくることで、現在のスキルが分かりやすくアピールできます。
同じ職種に応募している場合や社会人としてのキャリアが長く経歴が多い人に向いた形式です。

《キャリア形式》

業務内容やプロジェクトごとに書く形式です。
仕事に携わった時期ではなく、どのような実績を挙げたかを分かりやすく示すことができます。
転職回数の多い人や、自分のスキルを分かりやすく伝えたいときに適しています。

文章は読みやすくまとめる

箇条書きなど簡潔で読みやすい文章にしましょう。
文中に太字を使うことも効果的です。

より具体的な実績をアピール

営業であれば数字で表せる実績を書きましょう。
「一ヶ月で◯件の契約を結びました」など具体的に示しましょう。

応募企業に適した内容にする

職務経歴の実績部分や自己PRは応募企業の募集内容に沿うような内容にしましょう。

読み手の立場になって読み返す

誤字脱字のチェックを必ず行いましょう。
完成後、少し時間をおいてから客観的に見直します。
読み手の立場になって読みやすいか、読みたいと思える内容かチェックします。
可能であれば誰かにチェックしてもらうといいでしょう。

メールで送る場合はPDF形式で

応募書類をメールで送るよう指定された場合は、閲覧環境に左右されないPDF形式で送りましょう。

郵送の場合は添え状も同封

郵送の場合は、送付状や添え状をつけましょう。

採用担当者はココを見る!

見やすい構成になっていることが大切です。
前項でもお伝えしましたが、読みやすい構成かどうかで評価が変わります。
採用担当者は数ある業務の中のひとつとして応募書類に目を通します。
それも数多く送られる書類に目を通すことになります。

人の気持ちとして、「読みやすい」「分かりやすい」と感じる書類の方が頭に入りやすく好印象を持ちます。
内容を熟考し作り上げることはもちろん、他人が「読みたい」と思えるような構成を作り上げましょう。

まとめ

今回は、職務経歴書の書き方について解説しました。
職務経歴書は書く前の準備をしっかり行い、ポイントを押さえた書き方が重要です。
最初のふるいで落とされてしまわないよう、じっくりと時間をかけて書類作成を行いましょう。