【さとり世代】を部下に持つ上司へ!キャリアプランの示し方6つ方法

20世紀、世の大人たちは若い世代のことを

「しらけ世代」などと呼んでいました。

ときは経ち

今の新入社員から入社後数年の若手社員は

「さとり世代」といわれています。

 

今も昔も、若い世代のことは

ベテランと言われる世代から見ると

あまり理解できないものです。

上司の皆さんの中には

この新人類をどのように教育していくことがベストなのか

思い悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

 

そこで今回は

「さとり世代はどういった特徴を持った人たちなのか」

「彼らにキャリアプランを示すときにどうしたらいいのか」

といったことについてご紹介します。

 

さとり世代とは


さとり世代とは

バブル崩壊後の1990年代後半から〜2000年代前半に生まれた世代

といわれています(諸説あり)。

 

バブル崩壊後に生まれているので

贅沢をするという文化を知りません。

物欲がなく合理的で、なんでも比較して

もっともコストパフォーマンスに優れたものを選びます。

バブル世代のように

見栄のために買い物をするようなことはしません。

 

また、東日本大震災やさまざまな災害を目の当たりにしているため

「突然日常が一変する」ということも実感として持っています。

そのため、大きな夢を持つよりも

現実に即した目標を持って

安定した暮らしをしたいと考える傾向にあります。

「自分の身の丈にあった範囲の生活ができればいい」

「無理はしない」といった考え方です。

若い社員の特徴

2022年現在の企業では

新入社員をはじめとする若手社員がこの

「さとり世代」に当てはまるでしょう。

今の若手社員の特徴は、合理的で現実主義。

ワークライフバランスという考えも一般化しているため

仕事にそれほど入れ込まない社員もいます。

ただ、仕事がいい加減かというとそうではありません。

 

この世代は、デジタルネイティブです。

インターネットが子供時代から

自分の生活の一部としてあったため

情報の取捨選択や検索能力がとても高いです。

情報処理能力は頭の回転の速さにもつながっているため

仕事のスキルは決して低くありません。

 

また、生まれ育った時代背景から

転職することに抵抗がありません。

そのため、自らのスキルを高めようという意識も高く

ポータブルスキル(場所や環境にとらわれない持ち運び可能なスキル)を磨きます。

自分のプライベートな時間を優先する傾向にあり

飲み会も気が乗らなければ断ります。

帰属意識が薄いのが特徴です。

 

さとりへのキャリアプランの示し方


一見すると仕事に対する熱意が

十分に感じられないさとり世代。

こういった部下たちにキャリアプランを描かせるには

どうしたらいいでしょうか?

本項では、対策をご紹介します。

向上心を刺激する

さとり世代は、帰属意識は低めですが

向上心が低いわけではありません。

キャリアアップしていくために

スキルを磨くことに対してはポジティブです。

そこを刺激してあげるといいでしょう。

個人としてのキャリアプランを促す

キャリアプラン作成のときには

社内でのキャリアアッププランを促すのではなく

個人としてどうキャリアアップしていきたいかということを

考えるように促しましょう。

情報を提供する

若手社員は、日々目の前にある仕事に精一杯で

自社の仕事の全貌は見えていない可能性があります。

そのため、上司は「今、その仕事をする意義」や

「自社でどんなキャリアアップの展望があるのか」

といったことについて情報提供をしましょう。

研修などへの参加を促す

社内社外に限らず、社員が参加できる研修で

本人に適しているものには

どんどん参加させてあげましょう。

向上心が強い世代なので

積極的に参加することも多いでしょう。

今、行うべきことを明確にする

キャリアプランを考えると

今自分がどんなことをしたらいいのかということが

具体化されます。

それをうまく業務に落とし込み

モチベーションを高めてあげましょう。

フォロー面接をする

さとり世代が描いたキャリアプランが実行されているか

されていないとしたらどこか問題点はないか

上司はフォロー面接などを行い

随時助言や軌道修正のフォローをしましょう。

さとり世代とのコミュニケーションはここがポイント!


さとり世代は、ハッキリとした指示をもらえばそれに応えますが

それ以上のことはあえてしない傾向にあります。

余計な行動をして逆に怒られることを避けようとするのです。

 

上司から見れば

「指示待ち人間にしたくない」

「プラスアルファのことまでしてほしい」

と思うでしょう。

そこで世代間の溝が生まれますが

精神論はNGです。

 

改善すべき点があり、それを伝えるときは

サンドイッチ話法を取り入れましょう。

サンドイッチ話法とは

注意する点をストレートに指摘するのではなく

褒めるポイントではさむことです。

まず良かった点を認め

その上で「こうすればよかった」ということを教え

最後にもう一度、経過など良かった点を評価します。

まとめ


いかがですか?

今回は、さとり世代の特徴とコミュニケーションの方法

彼らにキャリアプランを示す方法についてご紹介しました。

合理的で現実主義のさとり世代。

 

上司から見ると物足りなく感じるかもしれませんが

スキルアップに対する意欲は負けてはいません。

ぜひ、彼らの向上心をうまく刺激し

伸ばす手助けをしていきましょう!