あら?
モアイくんがなんだか
イライラしています。
どうしたのでしょう。
上司、上手いこと言…
いやいや、確かに
会社勤めをしていると
こうした嫌味を言われたりすること
モアイくんに限らずありますよね。
そうした時でも
心を平静に保てれば
感情に振り回さることなく
仕事に専念できます。
そうです。
今回は他人の言動に感情を左右されない
「自分の機嫌は自分でとる」方法を伝授します。
目次
1「自分の機嫌は自分でとる」とは?
まず、「自分の機嫌は自分でとる」とは
どういうことか
改めて説明しましょう。
端的に言うとそれは
ストレスを自分でコントロールする
ということです。
当たり前の話ですが
人はストレスがかかると
機嫌が悪くなり
ストレスがなければ機嫌が良いものです。
雨が降るとなんとなく
気分が晴れないのも
「雨」という状況がストレスになり
「機嫌」に影響しているからです。
「自分の機嫌は自分でとる」とは
こうした外的ストレスに影響されず
自分の「機嫌」を自分でコントロールする
ということなのです。
2心は「風船」とイメージしよう
ストレスが溜まると機嫌が悪くなる
これは皆、同じだと思います。
ですから
「自分の機嫌は自分でとる」ためには
このストレスを溜めないことが肝心です。
確かに、なかなか難しいです。
しかし、心を1つの風船とイメージすると
どうすればストレスが溜まらないか
わかってくると思います。
つまり
ストレスが溜まった状態とは
風船が膨らみ
今にも破裂しそうな状態
ということです。
この状態を回避するには
程よく空気を抜いてやればいいわけです。
そうです。
仕事だけでなく
世の中にはストレスの「素(もと)」は
無数にあり
普通に生活しているだけで日々
私達の心の風船は膨らみ続けています。
その溜まった空気を
考え方や行動を変えることで
抜いてやり
風船を膨らませないようにするのが
「自分の機嫌は自分でとる」ということです。
そうしておけば
モアイくんのように
嫌味を言われても
心に余裕があるため
冷静に対処できるのです。
3「自分の機嫌を自分でとる」ための方法
ではここからは
ストレスをコントロールする
具体的な方法をお伝えしていきます。
・スルースキルを身に付ける
どんな会社にも嫌味な人はいます。
そうした人の言動を真に受け
不愉快になるのは
馬鹿らしいことです。
嫌味を言われても
聞き流してしまいましょう。
正義漢の強い人ほど
そうした人の言動を
正したくなるものですが
他人の言動を変えることは
容易ではありません。
それに職場は人格矯正の場ではなく
仕事をする場です。
ここはひとつ
その人は「そういう人」なのだと
ドライに割り切り、受け流し
淡々と自分の仕事をしましょう。
・責任の分離をする
これもスルースキルに近い考え方ですが
アドラー心理学が提唱する
「責任の分離」という考え方を
取り入れましょう。
つまり
何でもかんでも自分のせい
自分が至らないからだと考えないことです。
たとえば
上司がいつも不機嫌な人だったとします。
ですよね。
でも、上司が不機嫌なのは
あなたの責任でしょうか?
そうではないですよね?
上司が機嫌が悪いのは
朝、奥さんと喧嘩したからかもしれないし
便秘が3日続いているからかもしれない
いずれにせよ、あなたとは無関係です。
だから、上司が不機嫌であることを
あなたが気にする必要はないのです。
・一旦現状を受け入れる
意に沿わないこと
理不尽なこと
働いていればどうしても
そういうことはあるものです。
そうした時
脊髄反射的に反発してしまうと
「不機嫌」に飲み込まれてしまいます。
愚痴が出るし、不満が出る
けれど解決策は出ないという
負のループです。
ですから、まずは一旦
「仕方ない」とその状況を
受け入れましょう。
この時、受け入れる余裕を持つためにも
日頃から、前の章で述べた
「心の風船」を膨らませないようにしておきましょう。
あなたという人間は
あなたが思うより強いものです。
一度状況を受け入れることができれば
冷静になれるし
冷静になればその状況を
打開するための策も
思いつくものです。
そうなればもう
不機嫌になっている暇はありません。
・一人で抱え込み過ぎない
人は誰も、テンパると
不機嫌になるものです。
キャパオーバーの仕事を押し付けられると
脳がパニックになって
他人のちょっとした言動にも
イラっとしてしまいます。
不機嫌になることで
暗に余裕のなさを周囲に訴えているわけです。
こうした時は
一人で頑張り過ぎず
周囲に助けてもらうようにしましょう。
自分の仕事のキャパを把握して
限界を超える前に
周りを上手く使うのも
仕事のスキルの内です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は
「自分の機嫌は自分でとる」方法について
解説しました。
仕事だけでなく
日々のあらゆる場面で使える方法だと思うので
ぜひイラっとした時は思い出して
試してみてくださいね。