1分で解消!転職時の迷いや恐れを克服する方法を伝授!

転職や就職を考える際に迷いが出る人は当然にいますが、恐れを抱く人もたくさんいます。
新しい環境にいく、未知の世界となるとそこへ飛び込むのは勇気が必要です。

人間は慣れ親しんだ環境から出るということに、少なからず恐怖心を覚えます。
それは、コンフォートゾーンと呼ばれる精神状態というものが存在するからです。

コンフォートゾーンとは、現状を維持しようとする脳と心のメカニズムだそうで、「居心地の良い場所」「快適な空間」を意味し、心理学においてはストレスや不安がなく、限りなく落ち着いた状態でいられる場所を指すとのことです。(Wikipedia参照

このコンフォートゾーンにいる状態においては不安がないとするならば、ここから出ることに対する恐怖心はより一層強くなると考えられます。

また、今の状態に不満足である場合においても、新しい環境の中に進んでいくということに対しては期待と不安が入り混じることでしょう。

そういった“恐れ”について克服していく方法をご紹介します。

今回の参考書籍は『本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方・働き方』榎本英剛著 です。

 

悪魔のささやきにご用心

自分の夢や理想に向かってチャレンジしようとするとき、自分の中でそれを否定したり諦めさせようと促してくるメッセージがあると言います。
それが、「悪魔のささやき」だそうです。

「そんなことやったって、どうせ無駄さ。」

「今まで何か新しいことをやってうまくいったためしがないじゃないか。」

「もうすでに、ほかにやっている人がたくさんいるし、今さらやってもおそいよ。」

といったようなメッセージを自分の中で思ってしまうことです。

これは、自分自身を傷つけるためではなく、自分自身が傷つかないために自分を守ろうとしてくれているメッセージだそうです。

この悪魔のささやきの意図としては、自分自身が変化をしないように監視することだそうです。

変化することには、必ず何らかのリスクが伴い、その際、背負うリスクが大きければ大きいほど失敗する確率も高くなり傷つく恐れも高くなります。
それをこの「悪魔のささやき」は恐れているのだそうです。

恐れを克服する心理的な方法

「悪魔のささやき」が恐れているからといって、自分自身が恐れる必要はありません。

恐怖心を感じたときに、恐れているのは自分自身ではなく、「悪魔のささやき」だと恐怖心を客体化してしまえばいいのです、と述べられています。

例えば、「俺は何をやってもダメだな。」ということを思いたくなったら、「あ、悪魔のささやきがこわがっているな。」と恐怖心を外に出してしまうというものです。

この「悪魔のささやき」という言葉は著者の榎本さんが生み出した言葉だそうですが、心理学者によってこの言葉というのは様々に置き換えられるそうです。この概念としては同じことを述べられているそうなので、心理的なメカニズムが働いているというということですね。

この考え方のポイントとしては、自らの夢や理想に向かって進もうとするとき、必然的に心の中に芽生える恐怖心を客体化することによって、その恐怖心に同化してしまうことを避けるという目的があるそうです。

恐怖心と自分自身が同化してしまうと、身動きがとれなくなってしまうそうですが、「悪魔のささやき」として客体化すると、恐怖心と自分との間にある程度距離をおくことができます。

自分の感情を客体化する

これは、何度か過去のコラムの中でも触れていますが、とても大切な視点です。

自分が本当に何をやりたいのかわからなくなったときなど、悩みが生じたときにしっかりと客観的にみる視点というのはとても有効で、一体何について悩んでいるのか、思考が整理されるために、目的が明確になります。

今回も、この恐怖を客体化してみることで、身動きがとれなくなっている状態から解放される可能性があります。

恐怖心から進めずに止まっている人も、恐怖心が明確になれば、「そうか、新しい世界に行くことはこわいよね。」と肯定することができて、そういう自分のことも認めてあげることができます。

そして、一歩踏み出すきっかけになると思うのです。

親しい友人や、親、同僚などに迷っているときに声をかけられてもなかなか受け入れられなかったりしますよね。

また、自分が迷っていると、他人の助言でも迷いがさらに深まることもあります。
最終的には自分自身で決断するのですから、自分が納得しなければ始まりません。
どんなに周囲から「大丈夫だよ。」と言われても、恐怖心が消えるわけではないのです。

だからこそ、恐怖心を客体化することで、安心して前に進めるのだと思います。

まとめ

コンフォートゾーンを理解する。

自分の心地良い範囲、慣れ親しんだ場所を把握しておくことはとても大切です。

悪魔のささやきに注意する。

自分自身が恐れる必要がないということを知っておきましょう。

恐怖心を客体化する。

自分自身と恐怖心を切り離して考えてみましょう。

いかがでしたか。一歩踏み出したい人は、是非参考になさってくださいね。

参考書籍:『本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方・働き方』榎本英剛著