私が介護職へ転職してよかったこと
こんにちは!
『私が転職してよかった』シリーズ★
今回の記事は、介護職への転職した方から頂いた内容です。
目次
卒業後、高給のIT界へ就職!しかし・・・
私は中学生の頃、親が離婚しました。
イキナリ重いお話しですみません(笑)
高校卒業後の進路にとても迷いましたが、奨学金制度を活用し、大学へ進学することにしました。
そんな私は、大学卒業後に奨学金の返済のため、出来るだけ収入が多い仕事に就きたいと考え『IT系』企業に就職しました。
IT系はこれからの時代に必要だと考え、ワクワクしていた反面、高給であった為、激務だということも先輩から聞いていました。
入社後・・・激務は覚悟していましたが、まさに地獄のような職場でした。
研修中から月の残業が120時間を超えていたんです・・・。
それでも給与が高く、残業手当もしっかりと払ってくれたので500万円以上あった奨学金も2年でほぼ完済できました。
しかし、職場の環境はオフィス中に寝袋が置かれていて、ずっとPCの前でプログラムを組む仕事で、これからずっと働き続けたら早死にするのでは・・・と不安になっていました。
転職を考え始めたのはこの頃です。
転職活動をする際、
「折角SEとしてのスキルも付いてきたので、これをいかせる仕事は無いか」
と探しました。
しかし、『IT土方』と呼ばれるこの業界では、激務は当然のようで似たようなお仕事ばかりだったのです。
転職を決めたのは意外な職種!
転職活動に嫌気が刺してきた頃、大学の同窓会がありました。
その時仲のいい友人が介護職へ転職したと聞き、衝撃を受けました。その友人もIT系の営業マンとしてバリバリ働いていたのに、全く違う業種・・・。
その友人から介護職の魅力について、給料はそこまで高くないけど、遣り甲斐がある仕事だと熱弁され、介護職について調べるようになってきたのです。
しかし、インターネットに載っている介護の仕事情報は、あまり良いことは書かれていません。
本当にやり甲斐のある仕事なのか?と疑問を持ちつつも、後日その友人に連絡をしてみることにしました。
「それなら一度、うちの施設へ見学においでよ!」
そう言われたので、私は有給休暇を使い、見学に行きました。
これは私が持つ偏見ですが、介護は漠然としたイメージでお年寄りが拘束されていて、すごく暗い監獄のような職場をイメージしていたのです・・・。今思うとかなり失礼ですよね!
友人が働く施設に着き、いざ見学開始!
新しくとても綺麗な施設。
入り口から入ってすぐのスペースでお年寄りは表情が明るくて楽しそうに過ごしていて、雰囲気の良さに驚きました。
また、案内をしてくれた施設長さんがとても優しく親切で、仕事内容や介護に対する思いを丁寧にお話ししてくださいました。
その帰り道、私は既に介護という仕事に夢中になっていたのかもしれません(笑)
介護は確かに、IT系に比べ収入がかなり下がります。
大学時に頑張って就職活動を行い、やっとのことで入社できたIT系の会社。
もちろん、やりがいもあるし、高給・・・。
かなり迷いました。
転職活動は、かなりのパワーを使うんですね(笑)
しかし、このまま体を酷使し続けると、先々不安だと考えたのも本音です。
また、何よりも見学に行った際見た、お年寄りの光景が頭から離れなかったのです。
悩みに悩んだ結果、介護職へ転職を決意し、友人が働く施設へ履歴書を提出しました。
その結果、今では介護福祉士まで取得でき、日々充実することができています!
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介護職へ転職してよかったこと
転職してよかったことは職場の雰囲気が和やかである事と、研修で丁寧に指導されたり、先輩介護士が相談にのってくれる事です。
もちろんそれだけではありません!
前職ではパソコン画面に向かって行う仕事で、相手から直接感謝される事はありませんでしたが、介護の仕事を始めてから、すぐ目の前にいる利用者から
「ありがとう」
を頂けることがとても嬉しいです。
もちろん、年収は下がりました。
でも、この「ありがとう」が私のやりがいでもあります。
最後に
転職は本当にパワーがいります。
実際にいざ転職しようとすると、何が自分に合っているのか、何を主として仕事をするのか、もっと言えばどのように転職するのか・・・など考えることだらけです。
私のように、年収が下がることもあると思います。
そんな時、自分が本当にしたいことは何なのかをしっかりと考える時間も必要です。
転職を検討中、今まさに転職活動中の方にとって、転職が素敵なものになることを願っています。