(2020年4月27日 更新)
こんにちは★
緊急事態宣言が発令されて少し経ちましたが、休業含めてお休みされている方はいかがお過ごしでしょうか。
いくつかの記事にわたって、自粛中をいかにして充実に過ごすか・・・映画や資格等色々お伝えしてきました。
今回はその中で1つの資格に焦点を当てて、もう少し詳しくご紹介いきます。
今回詳しくご紹介するのは『介護福祉士実務者研修』です。
目次
介護福祉士実務者研修とは?
普段、医療・福祉業界と関わる機会がない人にとっては、「なんの資格だろう?」となると思います。
文字通り、介護に関する資格となっています。
一昔前、リーマンショックの時に【ヘルパー2級】の資格を取る人が続出しました。ヘルパー2級といえば、少しは聞いたことがあるという人が出てくるのではないでしょうか。※ヘルパー2級は現在【介護職員初任者研修】という名称に変更され、より専門的な資格になっています。
ヘルパー2級とは、『訪問介護員』として活動を行うことができるようになります。
訪問系のサービスを運営している事業所に就職するのであれば、取るべき資格となります。
そして今回詳細をお伝えしていく『介護福祉士実務者研修』は、ヘルパー2級よりももう1段階ステップアップした資格となります。
ヘルパー2級【介護職員初任者研修】が約130時間以上の研修に対し、【介護福祉士実務者研修】は約450時間以上の研修となります。その中には、初任者研修の内容も含まれそのうえで更に医療的ケア(喀痰吸引研修)も含まれます。
『命』をあつかう責任があるということ。
もちろん、他の仕事にも命を扱っている仕事は沢山ありますが、医療・福祉という仕事は他の仕事よりも直接的に命と関係している、「密」であることが重要なポイントです。
現場でしっかりと毎日の介護(福祉)と向き合い、介護福祉士の国家資格を取得していなくてもスペシャリストは存在します。
しかし、実際介護と向き合っていくのであれば介護のこれまでの歴史やノウハウの詰まった介護福祉士実務者研修を受けることも介護の道を進むうえで、とても重要であります。
だからこそ今ではこの聞きなれない【介護福祉士実務者研修】が介護福祉士の国家資格の受験資格に追加されているのです。
【資格を取っても給料が安い】というのは、昔の話
介護業界は、かつて3Kや5Kまた8Kと呼ばれ「きつい」などのイメージが世間的にありました。そしてそれなのに見合うような給料ではなく他業種よりも低いという事実もありました。
しかしそれは昔話です。
世間的に介護に対する認識が甘く、まわりから話を聞くからあまりいい仕事じゃない。
そんなふうに考えている人も多いはず。そのせいで、そもそも介護の仕事の入り口すら知らないのに介護という仕事を選択肢から外してしまっているかたがほとんどだと思います。
ただ、実際は介護保険制度が始まりかなりの年月が経ち日本の介護も少しずつ成長しています。例えば、国から「介護職員処遇改善手当」というのも出ています。
きっちり経験を積んで介護福祉士になり、年収500万円を超える人も少なくありません。
「給料が安い」も「きつい」も情報を持たない人が言う、噂話にしかすぎません。
他の業種を悪く言うわけではありませんが、介護の仕事よりも給料が安い仕事なんていくらでもあるわけです。
そして仕事に「楽」ばかりを求めていては社会人としての認識が甘い人たちでしょう。
効率よく仕事をする「楽」と仕事そのものを「楽」ではまるで意味が違います。そして介護の仕事は人が生きている限り需要があります。
この機会に【介護福祉士実務者研修】を受けておいて、選択肢を増やすことをおすすめします。
だからこそ、今この時間がある【家にいなければならない】状況の中で、人生の少しの時間を介護を考える時間にあててみてはいかがでしょうか。
介護福祉士実務者研修はどこで受けられるの?
いきなり自粛期間中に受けようといってもどこでどう受ければいいかもわからないと思います。
今回はおすすめの実務者研修の実施先についても紹介していこうと思います。
【おすすめ受講先】
一般社団法人KJK
名古屋市中村区に拠点を構える機関となっており、全国に50校以上の学校法人(教育機関)を会員校として【介護福祉士実務者研修】の実施をおこなっております。実務者研修から海外への介護教育ノウハウの提供まで、介護分野での教育に特化した法人様となっております。
実務者研修を実施する機関は沢山ありますが、質に徹底した教育体制をもっている全国でも有数の研修実施校となっています。介護の基礎知識をしっかりと培うことで、安定した介護への就業をおこなうことができます。スクーリングも全国の会員校があるため、どこでも安心して受講することが出来ます。
【三光グループ 三幸福祉カレッジ】
満足度92%の実績、年間35000人以上の受入定員数を可能とし、全国にクラスを展開しています。全国トップクラスの受講者数を抱えております。
【ニチイ】
講座全体で45年以上研修をおこなっている安定した講座数を毎年開講しています。長年蓄積されたデータやノウハウで、実務者研修の内容も充実したものとなっています。
まとめ
いかがでしたしょうか。
世間では自粛という束縛とそれでもなお迫る感染の恐怖はありますが、ウイルスに負けない充実した期間となるように「なにもできない」ではなく「なにができるだろう」から意識をもっていくことが大事です。
プラス思考になるには厳しい状況かもしれませんが、前向きに頑張っていきましょう。
次回の記事もお楽しみに☆