【人事はココをみる!】面接で押さえておきたい重要なポイントをご紹介!

書類選考を通過すると次に待っているのは面接です。

あなたは緊張をしているでしょう。

相手がどんな人で、何をチェックしているのだろう…「分からない」が不安を高めてしまいます。

逆に面接官がどこを見ているのか分かっていれば、抑えることができます。

ここでは、面接官のチェックポイントをご紹介します。

面接官から見える面接の世界とは?

面接とは「非日常的なコミュニケーション方法」です。

初対面の人間同士がテーブル越しに、プライベートに踏み込んだ質問や会話をする光景は普通ありえませんよね。

緊張しやすい雰囲気なのです。

実は、面接官も緊張をしています。

面接官は15分から60分の短い時間で人となりを判断しなければなりません。

振る舞いや質問を通し、少しでも多くの情報を得ようと努力をしています。

服装・持ち物編

服装

普段着で現れる方もいますが、えっと驚かれてしまいます。

スーツの方が良いでしょう。

営業職などスーツが必須な職種は着こなしや靴の手入れ具合もチェックされています。

自分を表現しようと個性あふれるスーツ、シャツ、アクセサリー類を付ける人もいますが、外したほうが好印象です。

「清潔感」を感じられるとポイントが高いです。

バッグ

生活感や趣味性が高いものはNG、ビジネス経験が無いと疑われてしまいます。

男性ならオーソドックスなビジネスバック、女性は資料が入る大きさのシンプルなバッグが好まれます。

髪型

男性であれば長髪や毛染めは好まれません。

女性では職種に適えば好感が持たれます。
少なくとも寝癖やボサボサのままは止めましょう。

マナー編

面接官は、普段は取引先との対応などの業務をこなしています。

面接官の基準はビジネスマナーをどれだけ身に付けているかです。

これらは減点方式ですので注意が必要です。

訪問時間

「30分前ですが、早く着いたのでもう大丈夫ですか?」

NG行為です。

指定がなければ早くても5分前まで、少し遠くで待機しましょう。

会社への入り方

建物の中に入ったら受付で名前と面接である旨を適切に伝えるかを見ています。

入口付近に佇んで気づかれるのを待っていてはダメですよ。

挨拶

入口から面接を行う部屋まで案内されるでしょう。

その間にすれ違う方に「お世話になっています」など挨拶をするかをチェックしています。

入社後の勤務イメージを探るためです。

案内役が物腰の柔らかい若者だと適当な態度をとったら、実は役員や責任者ということもあります。

また、すれ違った方が面接官ということもあります。

持ち物

ペン、手帳、ノート、印鑑、クリアファイルを持っていると「働く用意ができているな」と判断されます。

もちろん、指定されたものを忘れたらNGです。

名刺交換

ビジネスマンにとって名刺をスムーズに受け取れるか、名刺の置き方がマナーに即しているかは大きなポイントです。

慣れてない場合は練習しておきましょう。

自分用の履歴書

あらかじめ履歴書が郵送済みの場合、面接当日に履歴書を持ち込む応募者は稀です。

でも、面接時にテーブルに出せば確認しながら話すことができますよね。

読み上げるのは問題ですが、少し見ながら程度なら面接官も気にしていません。

また、面接官が多忙で用意ができず履歴書が出てこないというケースがあります。

そう言った時にさっと渡せればプラス評価になります。

受け答え編

面接が始まったら面接官がチェックするのはどこでしょうか。

ポイントは「仲間として一緒に働けるか?」です。

表情

仏頂面だと「採用したら職場が暗くなるのでは」と思ってしまいますよね。

微笑む程度が良いでしょう。

目線

表情以上に大事なのは目線です。

相手に目を合わせられるか、目に感情があるかをチェックしています。

目線が攻撃的であったり、不安に満ちた目であったりしたらマイナスです。

面接官に真摯誠実に伝えたいと思えば、目線にも表れます。

声の大きさ、トーン、口調

明るく、ハキハキとしているかどうかをチェックします。

大きくても、ボソボソと話されるのも困ります。

乱暴な口調や、雑な言葉はNGです。

面接官の口調・声量は1つのヒントになりますので、迷ったら似せて見ましょう。

一方的に喋り続けてないか

面接官の質問に対して、一生懸命にずっと話を続ける方もいますがNGです。

聞かれたことに対して、結論、理由、具体例の順で手短に答えたほうが良いでしょう。

「要領を得ない話をする」と低評価に繋がってしまいます。

会社を調べてきたか

応募者が自社や業務内容をどれだけ調べてきたかは最も重視する1つです。

面接官としては「何故、弊社でなければならないのか」という純粋な疑問があります。

恋愛で「好きです」と言われたら「どこが好きなの?」と思うのと同じです。

志望動機にはその理由を確認する意図があり、志望動機を通してどれだけ会社や業界を調べて来たかをチェックできます。

志望動機がありきたりではなく、応募企業の特徴に沿っていればいるほど、説得力が増します。

業務実績

転職では「何ができるのか」のウェイトが高まります。

履歴書に書かれた実績について質問がされ、どれだけ事前準備をしてきたかもチェックされています。

例えば、

「担当業務での一番のトラブルはなんですか?それをどのように解決しましたか?」

こういった質問はスキルそのものよりも、

「自ら考えて行動をしていたのか、ただ会社の指示に従って処理をしただけなのか」

「コミュニケーション能力があるか」

を測る意図があります。

この質問では応募者がどんな価値を大事にしているのかを読み取ろうとします。

例えば、売上重視なのか、チームワーク重視なのかなどです。

まとめ

面接官は短い時間で、小さいことからでも応募者の人となりを読み取ろうと必死です。

基本的なビジネスマナーと人柄についてチェックし、それから志望動機やスキルが自社にマッチするかを考えています。

全てが選考基準をクリアしないと採用されません。

そのために出来ることは、準備あるのみです!