ただの娯楽で終わらせない【映画鑑賞】で自己成長させる5つの方法

映画を趣味にしている人も多いと思いますが

あなたはどの頻度で鑑賞しますか?

 

新型コロナウイルスの影響で

映画館に足を運びづらくなりましたが

サブスクなどで手軽に映画を観ることができ

「気になっていたけど観てなかった」という作品にも

手を伸ばせるようになってきましたよね。

 

多くの人が映画鑑賞を娯楽やエンターテイメントとしてとらえていますが

実は映画は観るだけで脳は活性化されています。

 

そこで今回は

【映画鑑賞だけで終わらせない!自己成長することができる5つの方法】

をお伝えします。

以下の方法を実践するだけで

映画を娯楽として楽しみながら

自分も一歩成長できるはずです。

 

楽しみながら

自分の成長へと導いていきましょう!

 

【映画を娯楽だけにするのは勿体ない】

映画は気軽に楽しめるため

趣味になっている人も多いはず。

しかし、映画鑑賞を娯楽だけにとどまらせるのは勿体ないです!

 

せっかく楽しみながら自己成長できる機会を逃してはいけません。

そこで、映画鑑賞の前に心得ておいてほしいことが1つあります。

それは アウトプット前提で観る ということです。

 

アウトプットとは

学んだことや気づきを外部へ発信することです。

 

受験勉強を例に考えてみましょう。

勉強の際は教科書を読み込むだけでは実力はつきません。

教科書を読んだあとにその知識を活用して問題を解くことで実力は培われ

さらに過去問題集を繰り返すことでさらに応用的な力が身についていきます。

つまり、学びの上で大切なことはインプット以上にアウトプットを行うということです。

対比としてはインプット1:アウトプット9の割合です。

 

アウトプットも1度行っただけでは

身に付きにくいとされています。

受験勉強のように何度も繰り返し問題を解くことで

自分の身になっていくのです。

具体的には2週間に3回以上のアウトプットをすれば

知識は自分のものになるとされています。

 

これを映画鑑賞に置き換えて考えてみましょう。

「映画を観る」というインプットだけでなく

その前後でアウトプットすることによって

映画鑑賞の経験やそこから得た知識・教訓が活かされていくのです。

 

そのため映画鑑賞をする際は「ただ楽しみで観に行く」だけでなく

観た後どうするかまで考えてみましょう。

 

【映画鑑賞で自己成長させる方法】

①事前に映画について軽く調べておく

映画を観る前に、その作品について

軽くリサーチしておきましょう。

例えばキャストやあらすじ、その映画の時代背景などです。

それらを知っておくだけでスムーズに内容を理解することができます。

 

また原作がある場合は、読んでから映画を観るというのも面白いですよね。

結末は分かってしまいますが

原作と映画の違いや原作で用いられていた表現を

映画でどのように描写しているのかを考察することができます。

 

私は『花束みたいな恋をした』の作品を

本を読んでから映画を観ました。

文章で描かれている表現やその場の情景を

映画でどのように映し出すのか、気になりながら観に行きました。

映画ではセリフのない部分で互いの感情を分かりやすく描いていて

「映像だとこうやって表現されるのかあ」と勉強になりました。

 

結末を知りたくない人は原作や本は読まずに観たほうがいいですが

私のように表現力に興味がある方はぜひお試しください。

②「観た後に誰かに話す」を前提で観る

映画を観た後に誰かに話す

あるいはSNSで発信すると決めて鑑賞してみましょう。

そうすることで物事をあらすじ立てて説明する能力や要約力が養われます。

作品を観たことのない人に説明するのは意外と難しいもの。

また観た人と観ていない人との間に

作品に対する温度差も生まれるため、意外と苦戦します。

 

そこで観る前に「誰かに説明するぞ」「感想を聞いてもらおう」と

決めてから観るようにしましょう。

そうすることでただ流し観るだけでなく

順序を追って考えながら取り組むことができるようになります。

 

また「説明しなければ」という軽いプレッシャーも

あなたにいい刺激を与えるはずです。

③誰かと観に行く・鑑賞者を観察する

続いては鑑賞中についてです。

映画は誰かと観に行った方が記憶に残りやすい傾向にあります。

観終わったあとに感想を伝え合ったりそのまま食事に出かけたりと

イベントごととして思い出となるからです。

そのため映画はできるだけ誰かと一緒に観に行きましょう。

 

さらに劇中では他の鑑賞者の様子をさらりと観察してみてください。

コメディーであれば「この人はこの瞬間に面白いと思ったんだ」

と気づくことができます。

 

そして感動作品では涙を流すポイントにも注目です。

涙もろい人、涙を我慢している人

全く感動している様子のない人、それぞれです。

余裕があるときは他人の感情の揺さぶられ方にも注目して

自分と比較してみるのも面白いですよ。

④「なぜ?」を見つけて考える

映画では共感したり「それはないだろう」と批判したり…

感情が揺さぶられることが多いはずです。

そこで必ず「なぜ?」と思うようにしましょう。

「なぜこの主人公はこのような行動をとったのか」

「なぜこの発言をしたのか」

「この作品をなぜ作ったのか」などです。

 

「なぜ」を考えることで

主人公や製作者側の立場に立って考えることができ

想像力や観察力が磨かれていきます。

自分なりの意見と照らし合わせてみると、さらに良いですね。

⑤観終わったらすぐに発信

映画を観たら、感情が高ぶっているうちに誰かに話し

ブログ等に書いて残しておくようにしましょう。

感情が高ぶっているうちに!です。

時間が経ってしまうと気持ちも冷めてしまい

「もういいや」となりがち。

 

そのため感情が高揚しているうちに

その気持ちを記しておきましょう。

記録として残している最中が

アウトプットしている時間です。

鑑賞以外の時間も脳内物質を刺激することで

記憶に残りやすくなります。

 

例えばホラー映画を観た場合は

恐怖を感じやすいアドレナリンが分泌され

ハッピーエンドのラブストーリを観た時は

嬉しさや充実感からドーパミンが分泌されます。

 

そして映画の感想やあらすじを記録として残している間も

それらは分泌され続け、リフレッシュ効果まで生み出すことができるのです。

 

ブログをやっていなければ

SNSに記録として投稿するだけでも効果がありますよ。

気軽に取り組めるので継続してやってみてください。

【まとめ】

今回は

【映画鑑賞を娯楽で終わらせない 自己成長の5つの方法】

についてお伝えしました。

 

映画は流し見するのではなく

アウトプット前提で観る」ことが大切でしたね。

自分の感情や作品の感想を心の中だけに留まらせず

発信することで記憶として定着しやすく

その過程で観察力や想像力など自分の力を養うことができるのです。

 

そのためにやるべきことは5つ

  • 事前に映画について調べておく
  • 「観た後に誰かに話す」を前提で観る
  • 誰かと一緒に観に行く、鑑賞者を観察する
  • 「なぜ?」を見つけて考える
  • 観終わったらすぐに発信

でした。

 

これらは映画だけではなく読書や絵画鑑賞にも活用できる方法です。

ぜひ映画を楽しみながら、自分の力も養っていってください。