「面接では何を見られている？」【面接対策ポイント】が知りたい人のための【７選】

面接対策はしっかり行っているつもりでも
「実際、面接官は自分のどこを見てチェックしているの？」
「どこを見て合否を判断しているの？」
といった不安や疑問が湧いてくる人は多いでしょう。
面接官が全体を通して何を見ているのかを知ることは面接通過率をあげる上で大切なことです。

今回は、「面接官は面接でどこを見ているか」という観点から面接対策のポイントについて解説します。

面接対策は質問に対する回答準備だけではない

面接対策というと質問に対する受け答えに関する準備に力を入れがちです。
もちろん大切なことですが、それ以外に面接官にチェックされるポイントがあります。

質問の受け答えと同じくらい大切なのが、第一印象です。
第一印象次第で、審査にプラスにもマイナスにも影響を与えます。

面接官がチェックするポイントは、第一印象に加え、目の輝き、入社意欲、前向きな姿勢など多岐にわたります。
面接官は限られた時間で応募者が自社で活躍してくれる人材かどうかを判断します。
準備された回答だけでなくあらゆることから人間性を判断しようと思っています。

質問に対する回答だけを準備するのではなく、面接官にどこを見られているかを理解し、対策を練ることが大切です。

面接で何を見られているかを知ることの重要性

面接官が合否を判断する材料が質問の回答内容に限らないことを知っておけば、より面接の通過率はあがります。
もっとも大切な第一印象はもちろん、面接の時間でよい印象を与えられます。
数十分から一時間程度の面接時間で自分という人間を知ってもらい、入社意欲や熱意を見せるためには、面接官が何を見ているかを的確に知っておくことが重要なのです。

面接官はここを見ている！【７選】

面接官がチェックするポイントは以下のとおりです。

第一印象

身だしなみや基本的なマナーなど、社会人として基本的な要素を兼ね備えているかをチェックされます。
時間にしたら数秒から数十秒で判断されます。

ここで良い印象を与えられれば、面接がうまくいく可能性が上がります。
ハキハキと明るく振る舞いましょう。

受け答えの仕方

入室時から退出時まで、基本的なあいさつの際の受け答えを見られています。
明るくハキハキと、誠実で真面目な印象を与えられるようにしましょう。

身だしなみ

第一印象を決める上で身だしなみは大切です。
清潔感、面接にふさわしいファッションヘアスタイル、磨かれた靴など基本的なことを押さえておきましょう。

一貫性がある人かどうか

面接官は、転職理由や志望動機・仕事で重視したいことなど、さまざまな質問する中で、一貫性があるかどうかをチェックします。
ひとつひとつが素晴らしい回答だとしても、すべての回答を並べたときに矛盾点があると、一貫性のない人と判断されます。
自己分析を十分に行い、一貫した転職理由や志望動機、自己PRにつなげましょう。

モチベーション

すべての回答に対して、モチベーションの高さを見ています。
仕事への取り組み方や大切にしていること、仕事に対する信念、キャリアプランなど、さまざまな質問に答えることになるでしょう。

その際、すべての回答においてモチベーションを高く保って仕事をするという姿勢を見せることが大切です。
モチベーションが低いと思われたら通過率は一気に下がります。

自社の社風に合うか

どんなに優秀な人材でも社風に合わないと判断されると選考通過は難しいでしょう。
特に現場社員が面接官となる二次面接では、既存社員と合うかどうか判断されます。
事前に企業研究を重ね、社風を理解しておく必要があります。

素直な人か

素直というのは、仕事をする上で大切なことです。
上司が仕事の指示をしたことひとつひとつに対していちいち不平不満を口にする社員が部署内にいると雰囲気が悪くなりますし、仕事の成果という意味でもマイナスになります。
素直に与えられた仕事に取り組める人かということをチェックされます。
仕事への信念をアピールしつつも素直に仕事に取り組む姿勢も見せましょう。