【好きを優先】or【給料】自分だけの【仕事選びの基準】を作る方法!

転職活動において
応募企業に対する「基準」があると
活動がスムーズに運びます。

「やりがいや好きなこと」を優先するのか
それとも「給料」なのか? 

この他、働く環境やワークライフバランスなど
迷い出したらきりがないほど
基準となるものは多くあります。

そこで今回は
仕事選びの基準を設定するコツについて
ご紹介します。

仕事選びには自分の「基準」を作ろう


「仕事選びの基準はなんですか?」
と突然聞かれても
答えに困ることもあるでしょう。

就職活動においては
「軸」とも呼ばれ
「就職活動の軸は何か?」
ということを考えて活動した人も
いるのではないでしょうか。

転職活動においても
そのような「軸」や「基準」となるものを
持っておくことが大切です。

では、「基準」とは何かというと
自分が働く上で重視したい要素のことです。

「重視したいことと言われてもイマイチ分からないなあ」
と思う人もいるでしょう。

その場合は
自分が「転職したい理由」や
「どんなことに仕事の喜びを見出すか」
「どんなときにやりがいを感じるか」
といったことを考えてみましょう。

仕事選びの基準は
誰にでも当てはまるものではなく
一人ひとり違うものです。

だからこそ
自分の「基準」をはっきりさせることが
ブレない転職活動を行うために必要なのです。

基準となるものには
キャリアアップをしたいのかしたくないのか
ワークライフバランスを重視した働き方を望むか
働き方の環境を重視するか
などがあります。

転職理由と照らし合わせ
オリジナルの基準を見つけ出しましょう。

基準を設けたら
優先順位をつけることも大切です。
順位付けとまではいかなくても
「絶対に譲れない条件(MUST)」と
「できれば満たしていてほしい条件(WANT)」を
区分けするだけでも良いでしょう。

なぜ基準を作ることが必要なのか


転職活動をしていると
さまざまな企業に出会うことになります。

当初描いていた
「こんな企業で働きたい」というイメージも
活動を進めるうちにスムーズに選考が進む企業の良さが見えてきて
当初のイメージとは違っていても目を瞑ってしまうことがあります。

しかし、当初描いたイメージというのは
自分が仕事に持つ「基準」です。

自分の基準を満たさない企業に転職した場合
「転職に失敗した」という後悔につながる
危険性があります。

転職活動を
「後悔」や「失敗」にしないために
仕事選びの基準を作り
それを満たす企業に応募することが
大切なのです。

仕事選びの基準として考えられるもの

基準は誰にでも当てはまるものではなく
一人ひとり違うものですが
一般的に基準となる要素があります。

本項では
多くの場合基準のひとつとなり得る
項目についてご紹介します。
自分の基準探しの参考にしてください。

仕事内容

職種や業種
スキルや資格を活かせるかどうかなど。
多くの人が基準のひとつとするものです。

収入

年収、月収、賞与、特別手当など。
収入に関することは
基準として大切な要素のひとつです。

就業環境

勤務地・通勤手段・転勤の有無など。
勤務地が遠かったりマイカー通勤不可だったりする場合
通勤そのものがストレスフルにもなります。

自分のライフスタイルと
よく照らし合わせて考えましょう。

雇用形態

正社員・契約社員・パートタイマーなど。
子育てや介護など
プライベートでも重視すべき点がある人は
雇用形態を重視しましょう。

働き方に関すること

時短勤務可能、副業可能、リモートワーク可能など。
ライフスタイルとのバランスを重視する人にとって
大切な要素となります。

休暇に関すること

土日祝日休み、残業が少ないなど。
家族と休暇を合わせたり
夕食までに帰宅できたりといったことを
大切に考える場合は重視しましょう。

福利厚生

退職金制度・年金制度・育休産休
介護休暇・健康保険など。
給料と同様、働く上で保障されたい項目です。

昇給・昇進

評価制度が明文化されている
研修制度がある、異動の有無など。
自分のキャリアプランが
具体的に描けている人は
実現できる企業選びをするといいでしょう。

会社組織・規模

上場企業か非上場企業・社員数・社員の定着率
管理職の男女比率・社員の男女比率・経営方針
経営理念・社風など。
男女比などを自分の基準とすることもあります。

業界内での優位性

業界内のシェア、将来性、商品・サービスの特長
社会的位置づけなど。
「転職先企業で定年まで勤務したい」
「長く勤めたい」という人にとって
企業の優位性を基準としておくことは大切です。

基準を考えるときは、自分の価値観を大切に


会社選びの基準となるものは
労働条件や仕事内容
働く環境など
実にさまざまです。

もちろんひとつだけではなく
いくつもの基準があることに気づくでしょう。

そんなときは
優先順位をつけることが大切です。
「MUST」か「WANT」かを
ひとつひとつ判断しましょう。

さて、基準となるものは
自分の価値観から反映されるものです。
価値観というのは
自分が日々生活する中で
どんなことに喜びを感じるか
どんなことを大切にしたいかということ。

そう考えると
「仕事選びは自分の人生観を見つめ直すこと」
ともいえます。

 

ぜひ、転職活動の時間を
自分と向き合う充実した時間にしましょう。

まとめ


いかがですか?

今回は転職活動をするときに大切な
「仕事選びの基準」について
ご紹介しました。

基準となるものは
人それぞれです。

「やりがいや好きなことを大切にするのか、それとも給料なのか?」 

自分が大切にする価値観に反しない基準を持ち
転職活動に活かすことが
転職後の失敗や後悔を防ぐ秘訣です。

自分オリジナルの基準づくりを
始めましょう!