「台風が来ると不調になる・・・」シーズン真っ只中!気象病をなんとかしたい!解決法を公開!

台風シーズンが本番を迎えました。

9月10月は、もっとも台風が多くなる時期。

台風が来る前になると、なぜか体調が悪くなるという人、多いのではないでしょうか?

今回は、気圧の変化によって起こる「気象病」と呼ばれる不調についてご紹介します。

事前に行う予防策をご紹介します!

台風が来る前の不調には原因があった!

台風が来る前になると、何故か体調不調になる、なんてことありませんか?

これ実は、気象病と呼ばれるものです。

天気や気圧、湿度など、気象の変化で起こるさまざまな体調不良を総称して、こう呼ばれています。

最近いろいろなメディアで取り上げられることも多くなり、ご存じの方も多いかもしれません。

それだけ人々の注目を集めるこの不調。

それもそのはず、潜在患者数は1000万人ともいわれているのです。

今は台風シーズン真っ只中。

体調不良を起こしやすい時期になっているので、対策をすることが大切です。

体調不良の症状はいろいろ

気象病による体調不良。

その症状は、人によって実にさまざまです。

主な症状は、頭痛、めまい、疲労感、関節痛、うつ傾向、など。

これら以外にも、自分が持つ持病や弱い部分がひどく症状として出ることもあります。

「雨が降ると古傷が痛む」なんて昔からよく言いますよね。

ちなみに、犬も同様で、台風前になるとてんかん発作を起こす犬が多くなるようです。

「仕事をしていてもイマイチ調子が乗らないなあ」というときは、台風が近づいているのかもしれません。

では、なぜ台風のとき(すなわち気圧が下がるとき)に不調が起こるのかと言うと、耳の奥にある内耳が関係していると考えられています。

内耳は、自律神経をつかさどる器官であり、気圧の変化を感知する能力があります。

人によっては、この変化を敏感に察知して過剰反応してしまうために自律神経のバランスが乱れ、さまざまな症状となって現れるのです。

台風は大型の低気圧ですから、それだけ自律神経が乱れる人が多くなってしまうのです。

気象による不調を予防する方法

耳のまわりの血行が悪くなると、内耳がむくんで気圧の変化に過敏に反応してしまいます。

そのため、台風が来る前には、内耳の血行を良くしておくことが大切です。

具体的な予防法は以下の通りです。

耳を温める

耳が冷えると、血行が悪くなります。

耳の後ろあたりに温めたタオルなどを当てて血行を良くしましょう。

また、フードを被ったり、イヤーマフをして温めるのもおすすめです。

耳のマッサージをする

耳を軽くつまみ、上下横に引っ張ったり、ゆっくり回したりを数回繰り返しましょう。

あまり強くせず、「いた気持ちいい」くらいにしましょう。

耳全体を手のひらで覆い、ゆっくり円を描くように回しましょう。

これらのマッサージを仕事の合間などに行うと、血行が良くなり、リフレッシュにもなりますよ。

自律神経を整える生活を心がける

  • 朝起きたら陽の光を浴びる
  • ゆったりと入浴する
  • バランスのとれた食事を心がける
  • 十分な睡眠をとる

生活リズムを崩さずに健康的な生活をして、自律神経を乱さないように心がけましょう。

職場で地味に辛い気象病

気象病は、周りからははっきりと分かる形で体調不良になるわけではなく、仕事を休むほどでもないことが多いため、職場に行くけれども仕事に身が入らなかったりします。

ときには、「サボっている」という目で見られてしまうこともあり、なかなかしんどいですよね。

台風は強い低気圧のため、自律神経が乱れやすいですが、数日前から「来る」と分かっているものなので、予防策もとることができます。

また、日頃から自律神経を整えておくような生活を心がけることも大切です。

改めて自分の毎日を振り返り、見直せるところは改善していきましょう。

「気象病で毎回結構辛くなる」と分かっている人は、いっそのこと有給休暇をとってしまってもいいかもしれません。

まとめ

いかがですか?

今回は、気圧の変化によって起こる不調、気象病についてご紹介しました。

台風は、今シーズンもあと数回は訪れることが予想されます。

今回ご紹介した予防法、ぜひ実践してみてくださいね!