私が転職してよかったシリーズ【保育士編】

こんにちは!

『私が転職してよかった』シリーズ★

今回の記事は、保育士へ復帰した方から頂いた内容です。

思い描いた仕事ではなく一度職を離れる

私は小学生の頃にあった

『将来、なにになりたいですか?』の質問に

「保育士!!」

と迷わず答えられるくらい自分の夢でした。

短期大学を卒業し、念願の保育士へ!

実際に働き始めた時は、その希望に充実した毎日を送ることができていました。

しかし、現実はそんなに甘くありませんでした。

毎日非常に仕事の量が多く、早く帰ることができる事がほとんどないため、徐々に楽しいだけでは続かなくなってしまっていたのが事実です。

友人たちが仕事を終わって自分の時間を楽しんでいるのに、自分は朝早くから夜遅くまで仕事の毎日でした。

また、子供と触れ合うことが憧れであったにもかかわらず、子供の両親への連絡など、いわゆる事務的な仕事が非常に多かったのも徐々にこの仕事が嫌になった理由でした。

そのため希望に満ちて働き始めた保育士の仕事でしたが、徐々に辛さを感じるようになっていたのも事実です。

たまに友人たちに会うと、色々な話題について行けずになんとなく違和感を感じてしまうことも多々あり、

「仕事が大変なんじゃないの?」

と友人から言われることも多くなりました。

表情が暗いと言われることも多くなったため、自分の仕事に自信が持てなくなってしまっていたのです。

当時は保育士の仕事そのものが嫌になったわけではありませんでしたが、私の勤務していた保育園は非常に規模が大きく、そのために園児の人数も多いのに対して保育士の数が少ないと言う問題がありました。

そのため一人一人の子供に十分に接している時間が少ない上に、様々な雑用も多く、どうしても夜遅くなってしまうことが多くなっていたのです。

また子供の親の中には毎日仕事で夜遅いと言う人もおり、迎えに来る時間が遅くなってしまうためそれまで子供を預かっていなければなりません。子供と接する事は楽しいのですが、なかなか迎えに来ない親を待っている子供の表情を見るのが徐々に辛くなってきたと言うのも保育士を辞めた1つの理由です。

理想と現実の違いを痛感

子供の頃になりたかった保育士の理想は、子供とゆっくりと接しながらその成長を見守っていくと言うもので、常に幸せな笑顔を見ることができると言う希望が大きかったように思います。

しかし現実はそう甘いものではなく、実際に子供と接している時間よりも様々な事務作業が多いため、毎日その仕事に追われて逆に子供と接している時間が少ないと言うジレンマがありました。

当時私が勤めていた保育園は両親とのコミュニケーションを大切にしていたと言う雰囲気がありましたが、一人ひとりの親に対して毎日日常の様子を報告するためのレポートを書かなければいけなかったり、また様々な要望に応えなければいけないといった雑用が非常に多かったのが実態です。子供が離れている場所でどのような生活を送り、どのようなものを食べたかを心配する事は親として当然のことですが、これを細かく逐一保育士に報告させなければ納得できないと言うのも違和感を持ちました。

そのため子供の頃の保育士の理想像と実際に働いてみた感覚が全く異なっていたことが、保育士を辞めた大きな理由になっています。

やっぱり好きな仕事は保育だと気づいた!

保育士を辞めた後、何をすればいいかわからず、飲食店のアルバイトやパチンコ店のパートなど色々なことに挑戦をしてみました。その中で、カメラマン助手というアルバイトを行なっている際、大きく気付かされたことがあります。

それは、保育園児の『芋掘り遠足』の撮影に同行させて頂いた時のことです。子供の写真を撮影している度に、やはり保育士に戻りたいと強く感じました。

私はやはり子供が好きなのだな・・・と。

しかし、保育士に戻ったとしても、前のように十分に子供と接することができず事務仕事が多い職場は嫌だと言うことになり、どうしたら良い環境で働くことができるかと考えていたときにこの転職サイトを知り、相談をしてみることにしました。

はじめに驚いたのは、自分の希望の働き方を聞かれたことです。

単純に保育士の仕事を紹介してくださいと言えばいくつか紹介されて終わりと考えていたのですが、この転職サイトの場合にはそうではなく、まずどのような働き方をしたいのかといったことを担当の方が聞いてきたのです。

そのため、素直な気持ちを打ち明けました。

「できるだけ子供と長く接していたいと言うこと」

「自分自身もある程度規則的な生活を送りたいと言うこと」

を相談しました。

担当の方はその条件を考慮した上で、あまり規模の大きくない、いくつかの保育園を紹介してくれました。

現在ではその中の1つの保育園に、『派遣』として勤めています。

現在の保育園は規模が小さいためか、事務的な作業が以前勤めていたところに比べて少なく、また子供一人一人と接する時間が長く取ることができるのも自分には合っていると思います。

担当の方は自分の希望を聞いてそのような環境を一生懸命探してくれたのだと考えると、非常に頼りになる転職サイトであったと感じました。

現在では保育士へ復帰しており、以前よりも自分の希望通りに働くことができていることが復帰してよかったです。

私のように働き方の細かな希望まで聞いた上でその候補を探してくれる親切な転職サイトであれば、非常に効果的に利用することができるのだなと思いました。

現在は良い保育園で充実した毎日を送っており、自分の希望通りに働くことができているので、保育士へ復帰して良かったと思っています。

最後に

今まで保育士しか知らなかった私は、いざ転職を考えると、どう行えばいいのかわかりませんでした。今私は派遣として、保育士の仕事を行なっていますが、恥ずかしながら『派遣』で保育士の仕事ができるとは知りもしませんでした(笑)

最近では転職活動をインターネット上で完結できるようになってきていますが、実際に職場のことをよく知る担当者とお話しができるのはとても良いことだと感じました。

これから転職される方がいれば、まずはそういった方に相談してみるのも良いかもしれません!