年末、パート先で話題必至! 扶養の範囲内に抑えるための年収はいくら? 収入別の「壁」の乗り越え方

年末が近づき、パートで働いている人もフリーで働いている人も「一年間の収入を扶養の範囲内で抑えなくっちゃ」「そろそろシフトを減らしたり調整しないと」などと考え始める時期だと思います。

収入が扶養の範囲内に収まるよう調整したり、いっそのこと社会保険料を納めるくらい働こうか悩んだり。

そもそも女性の働き方は、いろいろです。

そこで今回は、幅広い働き方の選択肢について、年収別の「壁」について、そしてどんな働き方をしたらいいいのかについて、ご紹介します!

自分が今どんなステージにいるかを知り、働き方を考えよう

女性は、結婚や出産を経て働き方を変える人が多くなります。

一度、完全に専業主婦になる人も多くいます。

それ故、転職や再就職と一言で言っても、女性の場合はとても幅広い選択肢から、まずは働き方から選ぶこととなります。

家計や自分の未来のキャリアを考えて希望の働き方が見えてくることも有ると思いますが、まずは自分が今どんなライフステージに立っているのかを考え、今、最善の働き方を選ぶようにしましょう。

さて、主婦が再就職を考える際には、いくつかの「壁」と呼ばれるものが存在します。

壁は年収ごとに立ちふさがるもので、金額によっては、より多くの時間働いて稼いでいるのに、「壁」のために年収にしてみると損をしてしまう、なんてこともあります。

こういった「壁」の存在をよく知り、最善の働き方を選び取るようにすることが大切です。

主婦の働き方の選択肢

主婦の働き方の選択肢には、主に以下のようなものがあります。

  • 扶養の範囲内でパート勤務
  • 社会保険に加入しているが非正規雇用
  • 正社員
  • フリー・自営業

なぜこれほどの選択肢があるかというと、ライフイベントの多い女性は、働ける時間帯や日数などが、人によって実にさまざまだからです。

選択肢が多いのはいいことですが、その分働き方に迷いが生じることもあります。

そして、「壁」の存在に翻弄されることにもなるのです。

さまざまな「壁」の乗り越え方

主婦がパートなどで働く場合、年収に応じた「壁」が出てきます。

この壁は、簡単に言えば年収に応じて「税金を支払う義務」と「保険料を支払う義務」が生じ、さらに配偶者に対する税金の控除が減っていく(なくなる)ということから構成されています。

その内容は掘り下げれば実に複雑で、主たる納税者(主に夫)の年収によっても変わってきます。

ここでは、簡単に主な壁についてご紹介します。

103万円の壁

住民税に加え、所得税がかかります。

配偶者控除がなくなります。

130万円の壁

社会保険料がかかります。(条件を満たす場合、106万円から加入対象になります)

150万円の壁

年収が150万円を超えると配偶者特別控除が段階的に引き下げられます。

201万円の壁

年収が201万円を超えると配偶者特別控除が受けられなくなります。

一般的に言われる「扶養の範囲内」というのは、103万円以内で働くことを言います。

そこから、税金や保険料が生じ、配偶者控除などが段階的になくなることで、額面の年収と手取り額(夫の手取り給与も含め)に差が生まれ、多く働いているのに少なく働いているときより手取り給与が減る、といった現象が起こるのです。

これはとても複雑な仕組みで、すべてを理解するのはなかなか難しいものです。

ざっくりいうと、年収が130万円を超えるようなら、いっそ160万円以上の収入を目指したほうが手取り金額が増えます。

損のない働き方を目指すなら、年収を129万円以下に抑えるか、160万円以上稼ぐかのどちらかが得策と言えます。

金額だけを考えず、自分が働きたければもっと働こう

パートなどで働く場合の、年収に応じた「壁」についてご紹介しました。

金額によって「オトクな働き方」「損する働き方」に分かれることがお分かりいただけたでしょうか。

しかし、あまりにそのことを気にして働き方にブレーキをかけるのも、もったいない選択です。

なぜなら、社会保険に加入していれば、長い目で見たときに得られるメリットがたくさんあります。

それから、今働いている場所で今後キャリアアップしたいと考えている場合などは、たとえ一時期手取り年収が減るとしても、働けるだけ働いてキャリアを積むというのも、ある意味で得策です。

目の前のことだけでなく、長い目で見て、自分の働き方を考えましょう。

まとめ

いかがですか?

今回は、年末が近づくと話題になる「扶養の範囲内の働き方について」、主婦に立ちふさがるいくつかの「年収の壁」についてご紹介しました。

その上で、「いくらくらい稼ぐのがオトクなのか」ということについてもご紹介しました。

女性は、ライフステージに応じて、望む望まないに関わらず働き方が限定されることがあります。

今の自分にはどんな働き方がベストなのか、ぜひこの機会に考えてみてくださいね!