働くことを通して獲得できる心理学

「楽しく働きたい、やりがいのある仕事に就きたい」という思いがあるのに、なかなか現実と理想がかけ離れている。

選びきれない仕事や達成感のない自分探しの日々に疲れを感じている。

このようなお悩みありませんか?

働く事と心理学

働く者の心理学

労働の現場での心理学的な研究は今までもされてきました。

安全衛生や職場のメンタルヘルスは、ずっと叫ばれ続けています。

労働環境と働く人々の生活の急激な変化があり、複雑な心理的問題があることが把握されています。

職場で働く若い人の権利を尊重し、働きやすい環境をつくることに貢献しなければなりません。

働く事を通して形成される力

社会への移行の中で形成される力

就職した初年度は、イメージしていた職場と現実のギャップが大きいのがあります。

更に、仕事のできない自分へのショックが重なり、周囲からの視線を冷たく感じることもあるでしょう。

初年度のショックを克服できるかどうかは、その後の職場生活を左右します。

社会への移行時には本人の職業観や労働観の問題も現れてきます。

そこで重要なのは、先輩や上司の役割です。

先輩や上司は、若者がだんだんと複雑なスキルや課題を習熟できるよう導く役目です。

若者は上司を観察して学ぶというより、上司のサポートにより失敗を恐れず挑戦し、その結果を自ら評価することで成長します。

仕事と生活の心理学

仕事と生活の人間的な関係

仕事と生活の関係を見直すのには、ワーク・ライフ・バランスがあります。

ワーク・ライフ・バランスとは労働者、使用者それぞれの考え方。

ワーク・ライフ・バランスの考え方は3つあります。

①性別、年代に関わりなくあらゆる人のためのものです。

男性も女性も、老人や若者も関係ありません。

家事・子育て・介護など家庭生活、町内会活動など様々な活動を希望に沿った形で展開できる状態であることです。

②人生の段階に応じて、希望するバランスを決めることが出来るもの。

仕事に重点を置いた生活にするのか、家事や子育てなどの仕事以外の活動に重点を置くのか自分で選択出来ます。

③仕事の充実と生活の充実の好循環をもたらしてくれるものです。

働き方を見直すことで仕事の効率化・成果が高まります。

同時に生活の充実につながるでしょう。

若者の働くことに対する不安

就職活動中の学生にインタビュー

仕事することに対して「自分を保てなくなる不安」「選択することへの不安」などあげられました。

自分から動いて大きなリスクを背負うより、自己効力感の保てる範囲にひきこもるか、また安全な選択肢が与えられるまで待って受動的に選択するほうがよいという考え方です。

いつの時代の若者にも見られ、乗り越えられずに回避してしまう若者に対して自己愛的傾向と解釈することでしょう。

共感的に理解すれば、個性を生かせるような仕事が少なかったのかもしれません。

自分探しのために

自分探しの旅

ここ近年、「フリーター」という言葉が生まれました。

正規雇用ではなく自由(フリー)なスタイルで仕事(アルバイト)をする人々という意味であります。

フリーターの人口は1990年代に急激に増加しました。

特性として3つのタイプがあります。

「やむを得ず」「自由気楽志向」「やりたいこと志向」です。

フリーター的な生き方は結果的に自分自身を追い込むことになっていると言われています。

「未来の不確実化」がはっきりし、社会階層の二極化がすすんでリッチな生活を享受できない若い人が増加しています。

自分の人生をマネージメントしていくことが大切です。

そして心の中のリスクとなる要因をモニタリングすることが必要でしょう。

これからの労働のゆくえ

グローバル化時代の労働問題

ここ近年、男女の格差が温存されてきています。

グローバル化時代において女性労働問題は5つあります。

  1. 全ての女性と男性に人間の尊厳や生存権。労働権を実質的に保証すること。
  2. 職業における報酬や待遇を保証すること。
  3. 働く男女とも、仕事上の安全・健康を保証。
  4. 家族的責任と社会参加の調和および職業生活を継続すること。
  5. 「保育の社会化」「介護の社会化」問題。

ポジティブ・アクション

女性の社会進出は、男性中心の組織や地域に女性が積極的に参入するということです。

それと同時に男性を家事・育児や女性中心の職域に参加させることも重要な要素です。

双方を同時進行に進めないとバランスが崩れポジティブな生活とはかけ離れてしまうでしょう。

夫婦の働き方、家事・育児は計画的に進めることが必要不可欠なことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

働くことを通して獲得できる心理学。

  • 健康な身体で自身のメンタルが重要
  • 労働環境が安心安全であること

働き方も自由な現代。

社会全体で、職場にて働く若い人の権利を尊重することを考える。

働きやすい環境をつくることに貢献しなければなりません。

そして、ワーク・ライフ・バランスを見直すことが重要でしょう。

見直すことで仕事の充実化や生活の満足度の改善が期待できます。